フレディが亡くなってから27年。でも私は、34年前から、この日が来るのを待っていた!! 今月の大本命、「映画・ボヘミアンラプソディ」 34年前、高校2年生、学級会での会話。 学級委員長「では、合唱祭で歌う曲を決めたいと思います。今、候補に挙がってるのは、〇〇と、△△と、 ・・・ボヘミアン・ラプソディ??」 男子A「(爆笑)おいおい、だれだ~」 男子B「(爆笑)おーつか~、おまえだろ~」 私「そうだよ(キゼン)」 委員長「どういう曲?」 私「クィーンの曲だよ!すごい楽曲で、オペラも入ってるの!演劇チックで、すごい荘厳でドラマチック。 フレディのパートも含め、4パートぐらいに分かれて歌えばいいと思う。あのミュージックビデオのマネして、照明、真上からあててさ!(やる気まんまん)」 男子B「・・・A、おまえ、これ弾ける?」 男子A「うん、まあ。でも、クイーンなのに、ピアノの伴奏だけか・・・あ、B、お前ギターなんだったけ?」 男子B「・・・『レッド・スペシャル』じゃないけど」 私「なんでもええわ!Bさ、ブライアン・メイのコピー楽勝でできるじゃんよ。Aくんのピアノと、Bくんのギターで、ボヘミアン・ラプソディがいいと思います!私がパート分けて指揮とるからっ! がんばって練習すれば、絶対うまくいくって!(大まじめ)」 多数決の結果、 ボヘミアン・ラプソディに投票したのは、 ロックおたくの私と、ヴァンヘイレンのコピーバンドでキーボードでやってたAくんと、 速弾きギターおたくのBくんの、3票でした。 敗因、この頃、洋楽ロック好きはまだ少数で、みんなボヘミアン・ラプソディを知らなかった。 (注:『レッド・スペシャル』は、ブライアン・メイ愛用のオリジナルギターです) 高2の私は、A、Bに、まあまあと、なだめられながら、 「くっそうううう、この名曲とクイーンは、いつか映画化される!絶対やる価値あるのにいいいい。 真上から照明あてるんだってえええ」と、大まじめに暴れてました。 それみろっ、34年後の、 11月9日公開だ!!! きっと、クィーン好きは、この予告編観て、こう思ったことでしょう。 フレディ・マーキュリー、そっくり!!・・・だけど、 ブライアン・メイが、そっくりすぎて、キモチ悪い!!!!(本人が若作りしてるのかと思った) 「レッド・スペシャル」が、予告編冒頭に、堂々と1カット入ってる! ロジャー・テイラーは、まあまあ、地味ながらジョン・ディーコンも、似ている! クイーンばんざい!! ・・・よくもまあ、こんなそっくりさん集めたもんだ。感激。 フレディ亡きあと、後継いだポール・ロジャースは、声質全然違っててイマイチだったし、 アダム・ランバートは声似てたけど、メンバーの「孫」みたいだったし。 見た目だけでなく、声まで似てりゃ、残されたメンバーもうるうるでしょう。 フレディ役のラミ・マレックは、「ナイトミュージアム」で、展示物のエジプト王やってた俳優さんですが、 めっちゃめちゃ、覚えてます。 だって、このエジプト王、かなりイケメンだったもん。 (どこの国の血が混じったらこんなエキゾチックな顔立ちになるかと思ったら、本当にエジプト系だった) まさか、王がクイーンやるとは。しかも、フレディやるとは・・・。(複雑) 彼は、イケメン路線は、すっぱり捨て、覚悟を決めて、そうとうがんばったのでしょう。 予告編見るかぎりでは、 見た目、歌声だけではなく、動き、しぐさ、目つき、しゃべり方、フレディがのりうつっている。 これぐらい命がけでのりうつって演技しないと、この役は、責任重大すぎる。 亡くなったロックスターが主役の映画は、ロック好き兼映画好きには、たまらんものです。 この手の映画は、やっぱり、カメラがどーの、照明がどーのというところは、さておき、 俳優さんそのものが、本人にどれだけ似ているかが、かなり重要。 これをはずすと、責任重大で、ロックファン&映画ファン、双方から一生うらまれ、 俳優人生台無しになっちゃう。 やや、うらんでる映画、2作品。 1つめは、ちょい前に上映してた、「JIMI:栄光の軌跡」。ジミ・ヘンドリックスの映画です。 ジミ・ヘンドリックスを演じたのは、アウト・キャスト(ヒップホップ)の、アンドレ3000で、 ジミヘンの左利きギターを猛練習したと、ちょこっと話題になりましたが、 ・・・観ていません。 アウト・キャストは好きなんだけど、アンドレ3000、ぜんっぜんジミヘンに似てないもん。 それだけで、やめとこ、と思っちゃったのです。 しかも、ジミヘン財団?は、著作権がきびしく、ジミヘンの曲をなかなか使わせてくれないので、 これまで何度もぽしゃってました。 この映画でも、ジミヘンの曲ほとんど使われていないらしく、それでますます、観る気なくしちゃった。 (観たひと、おもしろかったら、教えてください) 2つめは「ラスト・デイズ」。ニルヴァーナのカート・コバーン、が「モデル」の映画です。 (どうみてもカート・コバーンだけど) カート・コバーン、らしき、人物役は、マイケル・ピット。 金髪であーゆー髪型で、あのしましまだらだらセーターで、よろよろしてれば、それなりに見えますが、 ストーリーがなんじゃこりゃ?? で、がっかりだった。 監督はガス・ヴァン・サントなのに、どういうつもりであんなん撮ったんか、今だなぞ。 ニルヴァーナファンには、あまりおすすめできません。 一方、 ぎょえーーーー、のりうつってる!!!! としか思えない演技と、映画そのものも傑作な2作品。 1.「ドアーズ」1991年(監督:オリバー・ストーン) ジム・モリソン役は、ヴァル・キルマーですが、 めちゃめちゃそっくりで、ほんとにキモチ悪い!! ジム・モリソン大好きな私が言うので間違いないっ。 と、いっても、若モノは、ドアーズ知らんと思うので、これ。 こっちは、ヴァル・キルマー。 こっちが本物の、ジム・モリソン。 ヴァル・キルマーは、 あのトム・クルーズの「トップ・ガン」で、ライバルのパイロットの、アイスマンという、クールな役やってたんですが、ま、それなりの高評価。しゃあないわね、主役トム・クルーズだもん。 しかし、その後、常にラリって、ふらふら、ロック界のカリスマ、 ジム・モリソンを、歌まで! 吹き替えなしで演じ、 あまりにも似すぎてて、そうとう話題になってました。 ドアーズのコアなファン、かなりうるさいのに、びびって黙らせたというカンジ。 ロック史上、映画史上に残る、そっくりさん、ナンバー1です。 また、オリバー・ストーン監督なので、観る価値ありあり。 その後、ヴァル・キルマーは、おデブなおじさんになり、今もちょこちょこ出演していらっしゃいますが、 セックスシンボル・ロックスター、ジム・モリソンのカゲもカタチもありません。 2.「Ray/レイ」2004年(監督:テイラー・ハックフォード) これは、若モノでもわかるかも。 レイ・チャールズを、演じたのは、ジェイミー・フォックス。 うへえええ、こえええ、そっくりすぎる!! っていうか、そっくりすぎて、アカデミー主演男優賞。 完全に、のりうつってる、ジェイミー・フォックス。 こっちが本物の、レイ・チャールズ。 いまんとこ、そっくりすぎて怖かったのは、この2人です。 モノマネ王者決定戦、 クイーンのフレディ・マーキュリー演じる、エジプト王ラミ・マレックは、 ヴァル・キルマーと、 ジェイミー・フォックスを越えられるか?! そして、高校生、合唱祭でコレ歌え! 照明は、真上からだ!
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1 月 2021
著者yumi otsuka |