第1回目、ロッキー役を演じてくれたのは、みさきちゃん、コーチ役は、高原先生です。 予告編の映像を参考に、カメリハ・オリジナル『女性版ロッキー』スタート! ・みさきちゃんも高原先生も、事前に「ロッキー」を、観てきてくれました。 映画の感想や小ネタを話し合いながら、ロッキーとコーチの心情を分析。 セリフは、言いやすいモノに変えます。 ・まずは、カメラなしでドライリハ。映画と同じ立ち位置で、セリフ合わせ。 ・二人の段取りが整ったところで撮影。アップ、FF、ついでに2Sのロング。 「演技&撮る→ 観る→ 話し合い→ 」を、くりかえし、モニターで自分の演技を確認しながら、 今度はあーやってみよう、こーやったらどうかと、ねばる二人。 ・後半のテイクでは、Dからの要望を取り入れてもらいました。 「感情を込めた演技も、映像で観ると60%ぐらいに減ってしまうため、気持ちを上乗せする」 「感情はムリヤリ作らず、似たようなケースに自分を当てはめてたり、置き換えてみる」 「相手のセリフをよく聞いて、リアクションする(特にアップ)」 ・まずは、それぞれのカメラサイズで撮った、「Take 1」と「Take 5」を、カットごとに 並べて観てみましょう。 . ●比較のポイント● 1・「立ち位置」へフレームイン」 ファーストカット、Take 1のみさきロッキーは、ばみっておいた(ばみる:演技する場所に印をつける こと)立ち位置を探りながら、予定調和に止まっています。 ここで、高原先生から『ばみった位置にうまくフレームインする秘伝』を伝授! Take5では、自然に止まっています。 2・「まばたき」のタイミング まばたきは、演技です。アップでは「心が動揺している」ことを表わせます。 3・「シーンに込められた意味」を理解 どちらの演技が良い、という正解はありません。 「そのシーンは、こういう意味にしたいんです」という、さまざまなDの要望に対応できるかです。 Take1・・・「怒り」の感情をストレートにぶつけあう。遠慮なくポンポン言い合う。 Take5・・・ロッキーは「焦燥感+悲しみ」を、コーチは「親心+悟らせる」です。 複雑な感情では、セリフに「ため」や「間」ができます。 それぞれ比較して見て、違いがわかりますか? ●完成版● それでは、編集した「Take1バージョン」と、「Take5バージョン」をご覧ください! ・そして、最後にもう一度、映画「ロッキー」の予告編の冒頭シーンをご覧ください。 二人とも、まったくバテもせず、みっちり、3時間も、1つの役に向き合ってくれました。
高原先生のセリフ、「クズの人生だ!」を聞きすぎて、夢に出そう。クズ・・・。 (たぶん直訳は、「人生をムダにしてるぞ」) 次回のテーマは「ET」です。 詳細は「開催情報news」をご覧ください。 みなさんの参加お待ちしてます。
1 コメント
足立 和夫
7/13/2016 10:17:07 pm
高原くん変わってない!
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Vol.24「英雄の証明」
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